食事、おやつ、非常食にも
関西で古くから親しまれている「ぽんせん」。お米に圧力をかけて膨らませたお菓子で、かつては子どものおやつとしてよく食べられていました。ご紹介するこのぽんせんは、それとは一味も二味も違う2025年誕生の新商品。クセになる香ばしい味わいや食感に加え、毎日不足しがちな栄養を手軽に摂取できます。


パッケージを開けると、ふわっと広がる素朴で香ばしい匂い。原料であるもち麦と玄米の香りです。コロンと丸い直径約4.5㎝の中には、ポリフェノールや食物繊維、ビタミン、ミネラルといった栄養素が詰まっています。そのまま食べてもよし、お湯をかけておかゆとして、みそ汁やスープに入れて、好きなディップや野菜を載せてカナッペ風に―と日々、いろいろな味わい方が楽しめます。
商品開発したのは有限会社Gonmamma(ゴンマンマ、神戸市中央区)代表の谷口純子さん。自身が日常的に食べていた「もち麦ごはん」をヒントに、炊き上げの手間が要らず、毎日の生活に取り入れやすい「もち麦」の商品が作れないか―と考えたのがきっかけでした。
もち麦は大麦の一種で、整腸やコレステロール値低減に効果があるとされる食物繊維ベータグルカンを含み、健康食材として需要が拡大。プチプチとした弾力のある食感や、香り高い麦の味わいも特徴です。「もち麦ぽんせん」は、兵庫県稲美町の農家が育てたダイシモチという品種のもち麦と玄米を50%ずつ使用。砂糖や油分は一切加えていません。
ダイシモチは高い栄養価の一方で、植物の病「うどんこ病」に弱く栽培が難しいとされ、流通量が限られているとか。谷口さんがダイシモチを使う背景には「奮闘する生産農家や地域農業への支援につなげたい」との思いもあるといいます。昔ながらの「ぽんせん」の形にもこだわり、お米と勝手が異なるもち麦などの成形に試行錯誤しながら、食べやすくてかわいらしい理想の円形に仕上げました。
味は、食塩不使用と、ほんのり塩味の2種類。どちらも飽きのこない素朴なおいしさで、忙しいときの食事や、小腹がすいたときのおやつとして重宝するはずです。未開封だと約半年間の保存が可能で、災害時の非常食としても活用できます。ご家庭でローリングストック(使った分を買い足し)しながら常備していただくのがおすすめです。
商品詳細
内容量:1袋28g
保存・保管方法:直射日光を避け、常温で保存してください)
取扱上の注意:
・ 開封後はお早めにお召し上がりください。
・ 商品の性質上、割れている場合があります。ご了承ください。
・ 焼き加減により変色している場合がありますが品質に問題はございません。